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共同通信
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第20回統一地方選は、後半戦の幕開けとなる水戸、津、高松、長崎、大分の県庁所在地5市を含む88市長選が16日告示され、計177人が立候補した。大分など全体の約3割に当たる25市で無投票当選が決まった。女性候補28人は過去最多、割合は15.8%で過去最高となった。294市議選、東京都の12区長選と21区議選も告示され、区長選には計33人が立候補した。うち14人が女性で過去最多だった。中央区は約29年ぶりに無投票で現職の再選が決まった。
既に告示された衆院千葉5区、和歌山1区、参院大分選挙区などの補欠選挙や、18日告示の125町村長選、373町村議選とともに、23日に投開票(一部翌日開票)される。
市長選の無投票は全体の28.4%。前回19年の86市長選における31.4%を下回ったが、高水準が続く。大分は与野党が相乗り支援する元参院議員が72年ぶりに無投票当選した。北海道函館市や東京都東村山市、稲城市では与野党による対決が確定した。いずれも自民党推薦の現職と立憲民主党などが支える新人が戦う。