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【28日付amニューヨーク】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は28日、ブルックリン区選出の市議会議員らが同日提出した、市内での電動自転車および電動キックスクーターの使用を広く認める4条例案を巡り、「安全面に懸念がある」として消極的な姿勢を示した。
市内では現在、電動自転車の使用は電力モーターでペダルをこぐ力を助けるアシスト機能が付いた電動アシスト自転車のみで許可され、その他は禁止。電動キックスクーターの使用は全面禁止されている。
今回提出された条例案には、電動アシスト自転車以外の電動自転車について、最高時速20マイル(約32キロメートル)のものを合法化し、それを超える時速の電動自転車を使用した場合の罰金を500ドル(約5万7000円)から100ドル(約1万1000円)へ減額するという案や、市運輸局が、最高時速20マイルを超える電動自転車を合法な電動自転車に改造するプログラムを実施するといった案の他、最高時速15マイルの電動キックスクーターを許可し、そのシェアサービスを推進する案も含まれている。
同市長は昨年、電動自転車およびキックスクーターの取り締まりを強化していた。電動自転車などの主な使用者である飲食店の配達員らは、規制により不利益を被っていると反発。
交通問題の活動家も、時速を制限した電動キックスクーターは、ワシントンDCなど他の都市で許可されていることを指摘し、使用禁止は交通手段の多様化を妨げていると批判してきた。
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