Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン、サンパウロ共同】ジャンピエール米大統領報道官は18日の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻に関し、ブラジルのルラ大統領が欧米にも戦争の責任があると発言しているとして「明らかに間違っている」と批判した。侵攻を巡り、米ブラジル間の意見対立が表面化している。
ルラ氏は訪問先のUAEで16日、欧米がウクライナに武器を与えていることが、戦争の長期化に一役買う結果になっていると述べていた。
ブラジルのビエイラ外相も17日、同国を訪れたロシアのラブロフ外相と会談した後、欧米のロシアに対する経済制裁について、国連安全保障理事会の承認を得ていない「一方的な」ものと批判していた。