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共同通信
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【ニューヨーク共同】トランプ前米政権で対中国政策を主導したマシュー・ポッティンジャー元大統領副補佐官(49)が18日までに共同通信のインタビューに応じ、中国による台湾侵攻を巡り「今後10年以内に武力行使に乗り出す可能性が50%以上ある」との見方を示した。
習近平国家主席が掲げる「中華民族の偉大な復興」にとって台湾統一は「不可欠だ」と指摘。統一に向けた強い意志があるため、侵攻を思いとどまらせるには欧米や日本が政治、経済、軍事面で連携を深める必要があると強調した。
ロシアに武器を支援する可能性については「中国経済に破壊的な影響がある。中国はレッドラインと認識している」とした。