韓国、ウクライナ軍事支援を検討

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共同通信
スロバキアの空港に配置された地対空ミサイル「パトリオット」=2022年5月(ロイター=共同)

 【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領は19日配信のロイター通信のインタビューで、ロシアの侵攻を受けるウクライナで多くの民間人が犠牲になるような大規模攻撃があった場合、軍事支援を検討する考えを示した。韓国はロシアとの関係を考慮してウクライナへの殺傷兵器の提供を否定してきたが、方針転換の可能性も出てきた。

 ドイツ政府は19日までに、米開発の地対空ミサイルシステム「パトリオット」をウクライナに引き渡したと発表した。報道によると、パトリオットの供与は初めて。最も高度な防空システムの一つで、米国も供与を決め、米南部でウクライナ兵の訓練を進めていた。