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共同通信
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【カイロ共同】スーダンの正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は19日、同日夕から24時間の新たな停戦合意をそれぞれ表明したが、現地の報道によると首都ハルツームで夜になっても衝突が続いた。停戦は再び実現せず、戦闘が沈静化する見通しは立っていない。
世界保健機関(WHO)によると、これまでに270人が死亡し2600人以上が負傷した。死傷者数はさらに増えるとみられている。
軍は新たな停戦合意について、RSF側が順守することを条件とした。両者は18日夕から停戦に入るとされたが、19日もハルツームなどで戦闘や空爆が続いた。それ以前に国連が仲介した人道目的の時限停戦も守られてこなかった。
日米欧などの在スーダン大使館は19日、軍とRSFに即時停戦と対話開始を求める共同声明を出した。米大使館が明らかにした。
声明は、暴力継続を最も強い言葉で非難。国際法の下、民間人や外交官、援助当事者を保護する義務に従うよう求めた。声明には英仏独などのほか韓国、カナダも加わった。