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共同通信
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【カイロ共同】スーダンで15日から戦闘を続ける正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」双方のトップは20日、中東の衛星テレビ、アルジャジーラの電話インタビューで、相手側との交渉を拒否した。戦闘長期化は必至で、人道状況悪化への懸念も高まっている。
インタビューで軍トップのブルハン統治評議会議長は、RSFが「国を破壊しようとしている」と非難。交渉の相手ではないと明言した。
RSFトップのダガロ司令官は、戦闘を始めたのはブルハン氏で、軍が停戦合意を破っていると主張した。
現地からの報道によると、首都ハルツームや周辺では20日も激しい戦闘が続いた。