WSパークで追悼集会 在米フランス人らを中心に

 マンハッタン区ワシントンスクエアパークに14日、世界第2次大戦以降フランス最悪の事件となった13日のパリ同時多発テロの犠牲者を追悼するため、在米フランス人を中心におよそ1000人が集まった。
 フランスの領事が参加したほか、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長も公園内のアーチの下に献花した。
 デ・ブラシオ市長は、「われわれは、パリの痛みを知っている。パリがこの痛みから、一刻も早く立ち上がることを祈り、世界がより一層協力してわれわれがテロの脅威に屈しないことを示さなければならない」と述べた。現在、ニューヨーク市がテロの発生を未然に防ぐために、1500人のニューヨーク市警察(NYPD)の警官が日々従事しているとも付け加えた。
 カフェ、スポーツのスタジアム、コンサートホールなどの各所で起きた惨劇で129人が死亡、352人が負傷、99人が重体という報告がパリから16日までに入っている。