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共同通信
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モスクワの地区裁判所は21日、昨年10月に起きたクリミア橋の爆破に関与したとしてウクライナ国防省のブダノフ情報局長に本人不在のまま逮捕状を出した。ロシア通信が伝えた。
ブダノフ氏はウクライナ軍の情報機関を統括する立場にある。ロシア連邦保安局(FSB)は、ブダノフ氏がロシアでのテロ組織立ち上げや爆発物の違法な持ち込みに関与したとしてテロ行為の罪で起訴した。
ロシアがウクライナから2014年に併合し実効支配するクリミア半島と本土を結ぶクリミア橋では昨年10月、走行中のトラックが爆発。3人が死亡し自動車道の一部が崩落した。プーチン大統領はウクライナ情報機関によるテロだと述べた。(共同)