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【7日付ニューヨークポスト】マンハッタン区アップタウンとダウンタウンで「ピザ戦争」が勃発している。同区ソーホーにある老舗ピザ店の店主がこのほど、元従業員が同店の秘伝レシピを盗み、アッパーウエストサイドで開業したピザ店でそっくりのピザを販売しているとして、販売の差し止めを求めて提訴する意向だという。関係者が明らかにした。
火種となっているのは 、同区アムステルダム街80丁目に昨年12月にオープンした「メイド・イン・ニューヨーク・ピザ」で販売している「スパイシーペパロニ」ピザ。ソーホーのピザ店、「プリンス・ストリート・ピザ」店主のフランク・モラノさんは、自身の店で一切れ4ドル50セントで販売している「スパイシースプリング」ピザをまねて作られたと主張。薄くて四角いピザ生地の上に真っ赤なトマトソースがかかり、上向きに反ったペパロニが特徴で、レシピはモラノさんが独自に開発した。モラノさんは数カ月前まで同店で働いていた元従業員のフランク・バダリさんがレシピを盗んだと訴えている。
モラノさんの代理人はバダリさんを「われわれの名声と成功に乗じたコピーキャット(模倣犯)」と糾弾。これに対し「メイド・イン・ニューヨーク・ピザ」の店主は「盗んだとは思えない。ピリッと辛くてニンニクの香りがするレシピを考案したのはバダリさん」と反論している。
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