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共同通信
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【カイロ、ワシントン共同】バイデン米大統領は22日、米軍が戦闘の続くスーダンに駐在する米国大使館の外交官ら政府職員を退避させたと発表した。大使館は当面、業務を停止する。米メディアによると国外退避したのは家族を含め約70人で、現地時間の23日に実施した。米国の動きを受け、各国の退避に向けた動きが一段と加速しそうだ。
サウジアラビア外務省は22日、紅海を挟んで対岸のサウジ西部ジッダに、自国民91人と、12カ国66人の計157人が船で退避したと発表した。
バイデン氏はジブチ、エチオピア、サウジを挙げて退避への協力に謝意を示した。戦闘については「停止せねばならない」と要求した。