水戸、津市長選は現職が当選確実

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共同通信
水戸市長選で4選を確実にし、万歳する高橋靖氏(中央)=23日夜、水戸市

 統一地方選後半戦は23日、市町村長選、市町村議選、東京都の区長選と区議選で投票が行われた。一部を除き即日開票され、焦点の県庁所在地の4市長選では、水戸、津両市で現職が当選を確実にした。長崎は自民、公明両党が推薦し、国民民主党が支持する元国土交通官僚や立憲民主党を除名された元県議ら4新人による激戦となった。4選を狙う元社民党衆院議員の現職と、自民や日本維新の会が推す新人が争う世田谷区長選も注目される。

 投票されたのは、告示日に無投票当選が決まった選挙区を除く63市長選、280市議選、55町村長選、250町村議選、11区長選、21区議選。後半戦は、人口減少対策や地元経済の活性化策など地域の身近なテーマを巡って論戦となった。

 4市長選のうち、水戸は現職の高橋靖氏(57)が共産党推薦の新人大内久美子氏(73)氏を破って4選を確実にした。津は現職前葉泰幸氏(61)=自民、立民、公明、国民推薦=が、新人の元建設会社社長石川剛氏(49)を退けて4選確実となった。高松市でも現職に新人が挑戦している。