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共同通信
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兵庫県明石市長選は23日、無所属新人の元市議丸谷聡子氏(59)が初当選した。暴言問題を理由に今期限りでの引退を表明した泉房穂市長が後継指名していた。無所属の元市議林健太氏(40)=自民、公明推薦=ら新人2人との争いを制した。
泉氏が力を入れてきた子育て支援策の継承などが争点となった。丸谷氏は「子どもを核とした町づくりを後退させるわけにはいかない」とし、市民目線の市政を掲げた。
当選確実の報を受け、市内の事務所で「泉氏が12年間守ってきた市政を継続していく」と強調。泉氏は「私が市長であるより、もっと良い明石になる。たすきをしっかりつなげる」と祝った。