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共同通信
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日本維新の会は統一地方選で、馬場伸幸代表が進退を懸けて掲げた「地方議員600人以上」の目標を達成した。9日投開票の前半戦は大阪府外で党公認の首長が初めて誕生した奈良県知事選の勝利など、政治団体大阪維新の会を含め躍進。後半戦と日程が重なった衆院和歌山1区補欠選挙も制し党勢拡大を印象付ける一方、当選は依然、関西に偏り気味で、全国政党化への課題は残った。
馬場氏は昨年8月の代表就任直後から、統一選の獲得目標を改選前勢力の1.5倍である600議席に設定。次期衆院選で立憲民主党から野党第1党の座を奪取するには、地方議員を増やし、組織の足腰を強くしなければならないとの思惑からだった。