Published by
共同通信
共同通信
与党は23日投開票の衆参5補欠選挙を巡り、4勝1敗の結果を歓迎した。自民党の茂木敏充幹事長は「岸田政権に前向きな評価を国民から頂いた。非常に大きい」と強調。公明の石井啓一幹事長も「与党として勝利した。政権運営に一定の評価を頂けた」と述べた。一方、唯一の敗北となった衆院和歌山1区に関し、自民幹部は「日本維新の会の勢いに負けた」と落胆した。
茂木氏は和歌山の敗因を分析すると表明。「統一地方選前半戦は、大阪などで苦戦を強いられた。態勢の抜本的な強化、見直しが必要だ」と語った。
補選を受けた衆院解散の可能性を巡っては「首相の専権事項だ」と指摘した。