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共同通信
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【カイロ共同】戦闘が続くアフリカ北東部スーダンから23日、外国人の国外退避の動きが相次いだ。日本政府関係者によると、在留邦人の一部も陸路で退避を始めた。対立するスーダン軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の双方が合意した21日から3日間の停戦が切れた後、衝突が激化する恐れもあり、各国は自国民や外交官らの国外避難を急いでいる。
関係者によると、国連職員らを乗せた退避車列が首都ハルツームを出発し、北東部ポートスーダンへと向かった。退避を始めた一部の日本人も加わっているとみられる。日本政府は邦人の退避に向け、航空自衛隊機3機を周辺国のジブチに派遣している。