統一地方選後半戦、全議席が確定

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共同通信

 第20回統一地方選の後半戦は24日午後、翌日開票となった東京都の3区長選と6区議選の全当選者が確定し、1カ月間に及んだ選挙戦が閉幕した。同日夜には、総務省が294市議選、373町村議選で当選した女性の人数を発表する予定だ。今回の統一選では、プライバシーを重視し、各候補者の性別を明らかにしない自治体が多くなっていた。

 投票率は63市長選47.73%は過去2番目の低さ、280市議選44.26%、55町村長選60.80%、250町村議選55.49%で最低を更新した。

 市議選には8261人のうち1699人、町村議選には4563人のうち671人の女性が立候補。全候補者に占める女性の割合は市議選が20.6%、町村議選が14.7%で、いずれも過去最高を更新している。前半戦の女性当選者は、41道府県議選316人、17政令市議選237人で、それぞれ過去最多だった。

 女性議員の割合は2021年末時点で、市区議17.5%、町村議11.7%と2割にも達していない。