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共同通信
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政府は24日、アフリカ北東部スーダンの在留邦人を退避させるため、周辺国ジブチに待機している自衛隊輸送機をスーダンに向けて出発させた。関係者が明らかにした。邦人を乗せてジブチに輸送する予定。複数に分けて運ぶとみられる。岸田首相は武井俊輔外務副大臣を23日夜にジブチへ派遣したと明らかにした。フランス政府は、空軍機でジブチに退避した人の中に日本人2人が含まれると明らかにした。
首相は自民党役員会で「在留邦人の安全確保や退避に向け全力で対応する」と強調した。スーダンでは、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊」が合意した21日から3日間の停戦は終了。情勢は流動的で衝突激化の恐れがある。
松野官房長官は24日の記者会見で「出国を希望する人々の安全な退避が国際社会の最も喫緊の課題だ」と説明。調整を終え次第、自衛隊機をスーダンに派遣し、輸送活動を開始すると述べた。
関係者によると、国連職員らを乗せた退避車列は北東部ポートスーダンに向け、既に首都ハルツームを出発した。一部の日本人も加わっているとみられる。