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共同通信
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【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比344.57ドル安の3万3530.83ドルで取引を終えた。米中堅銀行の預金残高急減を背景に金融システム不安が再燃し、売り注文が膨らんだ。
米ファースト・リパブリック銀行の3月末時点の預金残高が、昨年末と比べて約4割減ったことが伝わり、投資家が慎重姿勢を強めた。IT大手の決算発表や、米連邦準備制度理事会(FRB)の来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードもあった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、238.04ポイント安の1万1799.16。