キャリア女子がタクシー強盗 泥酔状態で運転席に乗り込む

 泥酔状態の女性が、乗車したタクシーを奪って逃げる事件が発生した。
 キンガ・タバレス容疑者(27)とその友人を乗せたタクシー運転手が13日夜、西12丁目付近で2人を乗せた際に、「既にろれつも回っていない状態で、行き先を告げることすらできない状態だった」と証言する通り、彼女らは泥酔状態だったという。さらにその後は車内で暴れたあげく、料金の支払いを拒否したという。そのため、運転手が西21丁目の警察署に彼女らを連れて行き事情を説明しようと下車した一瞬の隙に、タバレス容疑者がタクシーを奪って逃走。その後、タバレス容疑者はチェルシーでタクシーの窓から嘔吐しているところを発見され、近くの病院まで搬送されたが、呼気検査をかたくなに拒否したという。
 タバレス容疑者は大手不動産会社勤務の“キャリア女子”であることが判明。現在窃盗および飲酒運転の容疑で逮捕されているが、同容疑者はタクシーを奪ったことを否認しており、「詳しい調査が行われるまで説明しない」と黙秘を貫いているという。なお、タバレス容疑者の弁護士も「事件の全貌はまだ調査中で何も判明していない」とし、コメントを控えている。