EV世界販売、1千万台超に

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共同通信

 【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は26日、2022年の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を合わせた世界の販売台数が前年比56%増の1017万台超に上ったとの調査結果を公表した。中国が全体の約6割を占め、日本は普及の遅れが目立った。

 自動車販売のうちEVとPHVが占める割合は、21年の9%から14%に上昇した。中国では16%から29%に大きく伸びたが、日本は1%から3%への上昇にとどまった。

 中国のEV販売台数は約6割増の444万3千台で、PHVは約3倍の152万台だった。中国企業の安価な小型EVが普及を促進した。