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共同通信
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政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけが5月8日に5類に移行するのに合わせ、同日午前0時に予定していた水際対策終了を、今月29日午前0時に前倒しする方向で調整に入った。大型連休で海外旅行客が増えるのを見込んだ措置。5類移行後、全国の病院の約9割が入院患者を受け入れる見通しであることも分かった。政府関係者が26日、明らかにした。
新たな感染症流入に備え監視を続けるため、発熱など自覚症状がある人が対象の任意検査「感染症ゲノムサーベイランス」を羽田、成田、中部、関西、福岡の5空港で始める。
入院対応では、病院9割のほか診療所の一部を合わせた約8400施設が患者を受け入れる。