退避邦人の早期帰国調整

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共同通信

 【ジブチ、カイロ共同】武井俊輔外務副大臣は26日、戦闘が続くスーダンから国外退避した邦人とその家族計59人のうち、ジブチへ退避したのは55人に上ると明らかにした。日本への帰国希望者について、できるだけ早く帰国できるよう調整していると語った。ジブチの自衛隊拠点で報道陣の取材に応じた。

 スーダン保健当局は26日、戦闘の死者が512人、負傷者が約4200人に上ったと発表した。軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は25日から3日間の停戦で合意したが、現地報道によると26日も衝突が起きた。外国人やスーダン人の国外脱出も続いている。