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共同通信
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ミャンマーの独立系放送局「ビルマ民主の声(DVB)」は26日、同国で2007年に反政府デモを取材中、治安部隊に銃撃されて死亡した映像ジャーナリスト長井健司さん=当時(50)=が使用していたカメラが遺族の元に返されたと報じた。
DVBが26日に隣国タイの首都バンコクで長井さんの妹、小川典子さんに渡した。
小川さんは「心の底から感謝している。ミャンマーで何が起きているか、人々が再び関心を持つきっかけになってほしい」と話した。DVBのエーチャンナイン編集長は「無意味に殺害された長井さんの家族の悲しみを和らげることに貢献できたのなら、うれしい」と語った。