司教会議、女性の投票権認める

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共同通信
ローマ教皇、2023年2月撮影(ロイター=共同)

 【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は26日、教皇フランシスコの承認に基づき、10月の「世界代表司教会議」で女性の投票権を認めるよう規則を修正したと発表した。これまで投票できるのは男性だけだった。イタリアメディアによると、投票権のある約370人のうち41人を女性が占めることになる。

 世界代表司教会議では、各地の司教らが数年おきに集まり、若者への布教や同性婚など、さまざまなテーマについて議論して教皇に提言する。2021年に女性1人が投票権のある役職に選ばれ、今年10月の会議で女性として初めて投票することになっていた。今回の規則修正により、投票する女性の数がさらに増える。