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共同通信
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経済同友会は27日、東京都内で通常総会と理事会を開き、サントリーホールディングスの新浪剛史社長(64)を代表幹事に選出した。新浪氏は総会で「民間のダイナミズムで経済を活性化させ、社会課題を解決したい」と抱負を述べた。
新浪氏は「新たなことに挑みたいと考える人を増やしたい」とも話し、官民でリスキリング(学び直し)や転職を支援する取り組みに力を入れる考えを示した。
代表幹事を退任したSOMPOホールディングスの桜田謙悟会長(67)は総会で「さまざまな社会課題解決は政府や経済界だけではできない。多様な立場の人が集まって議論、行動することが不可欠だ」と一層の活動強化を訴えた。