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【1月31日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市内のクラブで、歌とスタンダップコメディーを融合させた芸を披露する「歌うコメディアン」が復活し、人気を博している。
キャサリン・コーエンさん(27)もその1人。マンハッタン区ノーホーのジョーズパブのステージでは、モノローグ(独白)にメロディーを付け、「男の子がキスしてくれないの。だから芸人やってるの」とピアノ伴奏に合わせて歌う。1950年公開の映画「サンセット大通り」でグロリア・スワンソンが演じた往年の大女優、ノーマ・デズモンドを模した大げさな演技では観客がどっと沸いた。
同区ローワーイーストサイドのキャビートやイーストビレッジのクラブカミング、ブルックリン区パークスロープのユニオンホールなどの店には、毎晩のように歌うコメディアンが出演。客席は20代の若者でいっぱいだ。
こうしたスタイルの芸は、NBCテレビのサタデー・ナイト・ライブで活躍したスティーブ・マーティンや著名パロディー音楽家のアル・ヤンコビックなどが得意とし、1970年代から80年代に人気となったもの。ジョーズパブではポップ音楽をパロディー化して紹介する「アワ・ヒット・パレード」が人気の演目だったが、2012年に幕を閉じていた。
それを復活させたのがコーエンさんたちだ。ニューヨークのナイトライフを彩る古くて新しいショー、あなたも一度体験してみては?
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