東京円、133円台後半

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共同通信

 27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=133円台後半で取引された。米長期金利が時間外取引で上昇し、日米の金利差拡大を意識したドル買い円売りが優勢となった。

 午後5時現在は前日比33銭円安ドル高の1ドル=133円78~79銭。ユーロは77銭円安ユーロ高の1ユーロ=147円82~86銭。

 朝方には、米金融システム不安再燃からドル売りが先行する場面があった。市場では「米国の国内総生産(GDP)や日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードが大勢だった」(外為ブローカー)との声も出ていた。