21日、ブルーミングデールズファン待望のアウトレットがマンハッタン区アッパーウエストサイドにオープンした。
72丁目の北西の角にあり、以前はアーバンアウトフィッターズだった店舗跡地の、ブロードウェー2085番地に拠点を構えてミッドタウン以北でお買い得な買い物をしたい顧客たちのニーズに応える。このアウトレット店は全米で14店舗目となるが、主要な都市中心部に建つのは初めて。同店の報道発表によると、3階建て、2万5000スクエアフィート(約2300平方メートル)の新店舗では、59丁目と同じく“女性もの、紳士もの、子どもとベビー用品、靴などのアクセサリーや宝飾などのアイテムを手ごろな価格で提供する”という。
ブルーミングデールズを所有するメイシーズ社が、2010年よりブルーミングデールズブランドのアウトレット業に乗り出して以来、ニューヨーク州ナッソー郡のウエストベリー、同州ロングアイランド、ニュージャージー州などで展開してきた。
同店の競合の動きも見逃せない。ニーマンマーカスのラストコールは昨年よりブルックリン区で、ノードストロームのラックはマンハッタン区のユニオンスクエアで好調な売り上げをあげており、デパートメントストアのアウトレット事業の戦いは、ますます熾烈になりそうだ。