元理事知人に懲役2年求刑

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共同通信

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之被告(79)=受託収賄罪で起訴=と共謀し計約2700万円の賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われた高橋被告の知人でコンサルタント会社「アミューズ」(解散)の元代表松井譲二被告(75)の公判が28日、東京地裁であり、検察側は懲役2年、追徴金約2700万円を求刑した。

 起訴状によると、松井被告は高橋被告と共謀。2018年12月、大手広告会社側に約2千万円をアミューズの口座に振り込ませ、18年10月~21年4月には、大会マスコットのぬいぐるみを販売した会社側に計約700万円を同様に振り込ませたとしている。