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共同通信
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【ワシントン共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は27日、来月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で、中国への対抗を念頭にサプライチェーン(供給網)強化について議論すると表明した。半導体やクリーンエネルギー、人工知能(AI)などについても同盟国と連携を深めていく考えを示した。
サリバン氏は米シンクタンク、ブルッキングズ研究所で、今後の国際経済秩序について演説した。米国の経済政策は自国の利益だけを考えていないと強調。中国が産業分野に大規模な補助金を出し続けていると批判しつつも米中経済を「断絶するつもりはない」と話した。