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共同通信
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【ブダペスト共同】ハンガリー訪問中のローマ教皇フランシスコは29日、首都ブダペストの教会で、ロシアの侵攻を受けるウクライナからの避難民と面会した。会場にはアフガニスタンやイラクなどからの移民・難民も参加。教皇は戦禍で故郷を追われた人たちの心に寄り添い、「社会から無関心や利己主義を根絶する」よう聴衆に訴えた。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウクライナ西部と国境を接するハンガリーには18日時点でウクライナ避難民約3万5千人がとどまっている。
ウクライナ東部から昨年5月に避難した男性は、「平和のために声を上げてくれている」として、教皇に感謝した。