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共同通信
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北朝鮮による軍事偵察衛星発射に備えた航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の沖縄県の宮古、石垣、与那国3島への配備に関し、防衛省が主要な機材の移動を完了したことが1日、政府関係者への取材で分かった。当初は4月29日までに終える想定だったが、輸送作業が難航し、1日遅れの4月30日となった。
北朝鮮は過去の同様のケースであった発射期間や部品の落下海域の予告を依然していない。防衛省は、北朝鮮の動向を注視しながら、3島に運び込んだ部隊の具体的な運用方法を詰める。
政府関係者によると、浜田靖一防衛相が4月22日に破壊措置準備命令を出して以降、3島への輸送作業を進めてきた。