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共同通信
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【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は1日のオンライン記者会見で、ロシアが侵攻し、激戦となっているウクライナ東部ドネツク州バフムトとその周辺で昨年12月以降、ロシア側の死傷者が計約10万人に上ったと米国が推計していると明らかにした。うち2万人以上が死亡したとみている。
新たに機密解除した情報に基づく分析。死者の約半数はロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員で、戦闘訓練を十分に受けずに戦場に送り込まれた受刑者も多数含まれていたとしている。カービー氏は「ロシアは非常に大きな犠牲を払っている」と述べた。