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共同通信
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【アクラ共同】岸田文雄首相は1日(日本時間2日未明)、西アフリカ・ガーナの首都アクラでアクフォアド大統領と会談した。首相は地域の平和と安定化に向けて、3年間で約5億ドル(約687億円)の支援を行うと表明。両首脳は透明で公正な開発金融の重要性で一致した。中国の過剰融資で返済が行き詰まり、支配を強められる「債務のわな」が念頭にある。
両首脳はロシアのウクライナ侵攻を巡り、力による一方的な現状変更は認められないとの認識を共有。両国が共に非常任理事国を務める国連安全保障理事会の改革を含め、国連の機能強化の必要性を申し合わせた。
首相は会談後の共同記者発表で「経済成長は平和と安定なくして実現できない」と強調。イスラム過激派の脅威が続くサハラ砂漠南部のサヘル地域の平和に貢献する考えを示した。