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共同通信
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【ワシントン共同】米政府は1日、戦闘が続くスーダンで4月29日~5月1日に米国市民ら700人以上が脱出拠点の北東部ポートスーダンに到着したと発表した。米国は大使館職員をいち早く軍によって退避。日本や欧州諸国が相次いで自国民の対応に注力する中、民間人への対応の違いが浮き彫りとなって批判が高まっていた。
米政府は、スーダン情勢が悪化した当初、民間人に自分たちで身を守るよう指示していた。国務省のパテル副報道官は記者会見で批判を意識し「米政府は、これまでに千人以上の米国人のスーダン出国を手助けした」と強調した。