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共同通信
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戦闘が続くスーダンから自衛隊機などで退避し、帰国した認定NPO法人「ロシナンテス」の川原尚行理事長(57)は2日、北九州市役所内で記者会見し、「スーダンに水、医療を支援したい」と訴えた。公共インフラが機能しなくなり、「たくさんの人が苦しんでいる」として、早急に国際社会が支援する必要があると指摘した。
一般住民の生活水準が低下し、外国人への襲撃が頻発していると説明。現地スタッフが6人残っており、「戻って活動するのが目標」と話した。
開催間近の先進7カ国首脳会議で、日本政府が議長国としてスーダンの問題を取り上げ、停戦に向けた取り組みを促してほしいと主張した。