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共同通信
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【ジュネーブ共同】国際移住機関(IOM)は2日、スーダンで4月15日に戦闘が始まってから28日までに、居住地を追われた33万4053人が新たに国内で避難したと明らかにした。スーダンでは今回の戦闘開始前に既に、国内避難民は約370万人に上っていたため人道支援の必要性が高まっており、国連は各国に協力を訴えた。
新たな国内避難民の約7割はスーダン西部の西ダルフール、南ダルフール両州に集中。IOMによるとチャドや南スーダンなどの隣国に逃れた人も6万4261人に上っているが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)報道官は10万人を超えたとみている。