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共同通信
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【マプト共同】岸田文雄首相は4日(日本時間同)、訪問先のアフリカ南部モザンビークの首都マプトで記者会見した。8日から感染症法上の位置付けを5類に移行した後の新型コロナウイルス対応に関し、新たな変異株の出現など科学的な前提が異なる状況になれば迅速に対策を行うと強調した。衆院解散・総選挙に関し「重要な政策課題の結果を出すことに全力を尽くしている。今は考えていない」と語った。
首相は新型コロナのワクチン接種は引き続き無料で行い、8日からは高齢者や基礎疾患を持つ人への追加接種を実施するとした。G7議長国として、アフリカ北東部スーダンの安定化に積極的に貢献すると明言した。