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共同通信
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中南米を歴訪中の林芳正外相は4日午前(日本時間5日未明)、チリでバンクラベレン外相と会談した。林氏は、チリが2月に環太平洋連携協定(TPP)の発効手続きを終えたことを歓迎。自由貿易を巡るTPPの高水準なルールを維持するため、緊密に連携する方針で一致した。チリは2010年の交渉開始時からのメンバーだが、批准が遅れていた。
両氏は鉱物資源のサプライチェーン(供給網)強化や、脱炭素化に向けた協力を巡り意見交換。科学技術分野で協力を促進する協定に署名した。
その後、林氏はボリッチ大統領とも面会した。