イリーとの業務提携を発表 ユナイテッド航空


 ユナイテッド航空(本社:シカゴ、社長兼最高経営責任者:オスカー・ムニョス)はこのほど、最高級品質のコーヒーとして定評あるイタリアの老舗コーヒーブランド、イリーカフェ社(illycafe s.p.a.)と業務提携し、ユナイテッド航空の全フライトならびに世界中の同社の空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」において、イリーの香り高いプレミアムブレンドコーヒーを提供すると発表した。
 まず2015年12月より、イリーを代表するダークローストコーヒーとエスプレッソを米国本土のハブ空港のラウンジで提供し、その後、16年以降にはほかの空港ラウンジでの提供を順次開始する。また、機内ではダークローストコーヒーを16年の夏より提供する予定。
 今回のイリーブランド導入にあたっては、乗客とユナイテッド社員を対象とした長期にわたる地上および機内での試飲を実施した。イリーはユナイテッド航空と同様にグローバルにビジネスを展開しており、ユナイテッドのプレミアムなサービスを顧客に提供するという姿勢とも合致しているという。
 ユナイテッド航空フードサービスおよびユナイテッドクラブ担当副社長のジミー・サマーティスは「今回のイリーとの提携により、一杯の香り高いコーヒーが、お客様に世界をもっと小さく感じさせ、そして飛行機での旅をさらに特別なものにすると確信しています。一杯のコーヒーと言えども、世界で最も有名なプレミアムコーヒーをユナイテッドクラブと機内に導入することは、お客様にプレミアムな品質とおもてなしをお届けすることにつながるのです」と述べている。
 今回のイリーのプレミアムブランドコーヒーは、機内およびユナイテッドクラブともに、無料で提供される。