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共同通信
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沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、陸自は7日、海底から引き揚げた機体の部品を所属部隊の拠点がある高遊原分屯地(熊本県益城町)に車両で搬入した。今後、損傷状況などを調べ、事故原因の解明を急ぐ。
民間作業船は2日、水深約106メートルの海底から胴体部分や尾翼部分などを回収。機体を載せて4日に宮古島を出港し、6日、熊本県八代市の八代港に到着した。
陸自は7日、陸揚げした機体を部品ごとに複数の車両に移し替え、順次分屯地に運び込んだ。
事故は4月6日午後に発生。宮古島を離陸したヘリは10分後、レーダーから機影が消えた。