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共同通信
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公明党の山口那津男代表は7日、東京都足立区議選が14日に告示されるのを前に同区で街頭演説し、擁立する公認候補13人の全員当選に向け、てこ入れを図った。4月の統一地方選では、党が現在の形となった1998年以降で最多の12人が落選、区議選は8人が議席を得られなかった。捲土重来を期す狙いがある。
山口氏は演説で、出産一時金の引き上げや児童手当の拡充など、子ども・子育て政策に力を入れる党の姿勢をアピールした。政権与党の政策実現力を訴えることで、有権者の支持を得たい思惑がある。同時に「予算を用意できない野党がいろいろ言っても借り物の訴えだ」とけん制した。