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共同通信
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【キーウ共同】欧州安保協力機構(OSCE)は7日までに、ロシアが侵攻したウクライナからロシア領に強制的に連れ去られた子どもに関する報告書をまとめた。国際人道法違反に当たる事例もあるとし、ロシアに対してウクライナからの強制的な連れ去りをすぐに停止するよう勧告した。
報告書は4日付。子どもたちが教育を受けたり、情報を得たり、文化的な生活を送ったりする権利をロシアが侵害していると指摘し「強制的に子どもたちを移動させる行為は、人道に対する罪に当たる恐れがある」と警告した。
連れ去られた人数は「はっきりしない」が「大規模に移動をさせられた事実には議論の余地がない」と強調した。