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共同通信
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【ソウル共同】日韓首脳会談が行われたソウルの大統領府付近では7日、元徴用工問題などで岸田文雄首相の謝罪を求める革新系団体の集会と、日米韓連携強化を訴え「歓迎」を掲げる保守系団体の集会が相次ぎ開かれた。最大野党「共に民主党」の李在明代表は、尹錫悦政権が3月に示した徴用工問題の解決策は当事者の同意がないと批判し「会談で原点から再検討すべきだ」と訴えた。
「日本は不法な植民地支配に謝罪、賠償せよ」「何度も謝った。未来へ進むべきだ」。大統領府に近い広場では対立する主張が飛び交った。保守系団体は大音量で相手の主張をかき消そうとし、警備に当たる警察官を隔てて言い争う人もいた。