Published by
共同通信
共同通信
沖縄県宮古島付近の10人乗り陸上自衛隊ヘリコプター事故で、陸自は8日、今月1日に民間作業船が引き上げ、死亡が確認されていた1人は、宮本敬士2等陸曹(34)と特定したと明らかにした。ヘリを運航した第8師団傘下で、熊本県の高遊原分屯地に拠点を置く第8飛行隊の所属。防衛省関係者によると、整備士だった。
陸自によると、これまでの捜索で海底から引き上げ、死亡が確認されたのは6人。全員の身元が特定されたことになる。依然不明の4人の捜索を続けている。
民間作業船は2日に機体の主要部分やフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収。機体は7日、高遊原分屯地に運ばれた。