報告書に無断で代筆、押印

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共同通信
松井一郎前大阪市長

 日本維新の会の前代表で4月に政界を引退した松井一郎前大阪市長の資金管理団体が、政治資金収支報告書の会計責任者の欄に、無断で建設会社の男性社長の署名代筆と押印をしていたことが9日、分かった。団体は取材に「了解が得られていると思った。深く反省する」とし、会計責任者を変更すると明らかにした。

 収支報告書には、代表に松井氏、会計責任者に男性社長の名前が記載されている。男性側によると、かつて会計責任者を引き受けていた。ただ、詳細な時期は不明だが「今後は引き受けない」と団体側に伝えていたという。