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共同通信
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政府は19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の関連行事として、各国首脳の配偶者による原爆資料館の視察や被爆者との面会を設定する方向で最終調整に入った。岸田文雄首相の裕子夫人が案内役を務め「平和への願い」を国際社会に発信する狙いがある。複数の関係者が9日、明らかにした。
政府は、首相が掲げる「核兵器のない世界」の実現に向け、首脳による資料館見学や被爆者との対話も調整している。配偶者の意見が首脳の判断に影響を与える場合もあると期待し、視察を核廃絶の機運醸成につなげたい考えだ。
G7サミットは、首脳配偶者が対象の「パートナーズ・プログラム」が恒例行事だ。