ポツダムで「台湾統一決意」

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共同通信

 【北京共同】欧州歴訪中の中国の秦剛国務委員兼外相は10日、ドイツの首都ベルリン郊外のポツダムを訪れた。第2次大戦で日本が降伏を受け入れたポツダム宣言について「日本が盗んだ台湾を含む領土を中国に戻した」と意義を強調し「中国の国家統一は必ず実現しなければならない」とする談話を発表、台湾統一の決意を示した。中国外務省が発表した。

 秦氏は、米国が「起草に関わったポツダム宣言を忘れ去り、台湾独立勢力を支持し、戦後の国際秩序を破壊している」と非難した。米国は、中国が国際秩序に挑戦していると批判している。