警視庁が売春女性の更生支援

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共同通信

 警視庁保安課が、売春の客待ちなどで摘発した女性の更生のため、釈放の際に福祉制度を紹介する活動に力を入れている。2022年4月に専門相談員を設け、12月までに15人を支援。幹部は「(摘発された人の)ほぼ半数は生活苦が動機だった。生活保護や支援施設を利用できることを知らない人が多く、サポートが必要な人には自治体の窓口まで付き添っている」と話す。

 今年3月中旬、夜の東京・歌舞伎町。公園周辺に十数人の女性がスマートフォンを手に立っていた。うち1人は客を装った捜査員とホテルへ向かい、売春防止法違反容疑で現行犯逮捕された。